どんぶらこ。

川を流れる文旦の日常。

時には昔の話を

こんばんは文旦です。

タイトルは「紅の豚」の主題歌から。

 

最近、やたらと昔の恋のことを思い出します。恋なのかあやしいモノまで含めて思い出してます。まあ私もいろいろあったのですよ、これでも。

 

付き合って別れてから何度かヨリを戻しかけた人、

別れ話が長引いた人、

付き合ってるんだか付き合ってないんだか曖昧だった人、

浮気関係にはまった人、などなど。

 

大抵のことは自分の中で「いろいろあったけどお互い様だな」と、すっきり清算できているんです。

でも1つ、1つだけ清算しきれてないのです。その人のことを、特に最近よく考えます。

 

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その人に近づいたのは、大学2年の後半のことでした。

私がうつ病で通院を始めたのが大学3年ですから、すでにうつ病の兆候が出ていた頃ですね。

 

当時の私は毎日がやたらにしんどくて、しんどくて、半ばヤケになりながら「誰でもいいから、恋人になって依存すれば楽になるんじゃないか」なんてことを考えて荒んだ毎日を過ごしていました。

酷いですよね、依存できれば誰でもいいだなんて。

 

そんなときに、ふと目の前に現れたのが、温厚な男子学生でした。見かけるとちょっとホッとする、しゃべっていると気が楽、そんな人です。

 

誰でもいいと思っていた私は、彼に近づきました。仲良くなって、相手の家で買ってきたケーキを食べたり、一緒に料理をして映画を観たり、そんな時間を過ごすようになりました。

そしてその時間は、しんどい日々の中で確かな癒しになっていました。このままこの関係が続けばいいな、と私は思っていました。

 

しかしそううまくはいきませんでした。彼は真面目な人でした。曖昧な関係をズルズル続けることはなく、私に真剣に「付き合おう」と言ってくれたのです。

 

一度はOKしようかと思いました。しかし冷静にわが身を振り返ってみると、「誰でもいいから依存して楽になりたい」それだけのことしか私の中にはありませんでした。

 

これでは彼の真剣な思いには釣り合わない。「誰でもいい」なんて気持ちでは付き合えない。そう思って交際を断りました。

彼は悲しそうな顔をしました。

 

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以上が一部始終です。

要は私の身勝手な行動で、1人の男子学生を傷つけたのです。

彼は悪くありません。100%私が悪いのです。

そしてそのことを、大学卒業までに謝ることができませんでした。

 

うつで自分が苦しんだ経験なら、今は「仕方なかったことだ」と納得できています。

でも自分の苦しさでヤケになって他人を傷つけたことは、自分を許せていません。

 

この出来事をどう清算したらいいのか、何年も経った今でも分かりません。

 

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写真はひたち海浜公園ネモフィラです。