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どんぶらこ。

川を流れる文旦の日常。

「仰げば尊し」あるある

こんばんは文旦です。
最近ネットを眺めてたら「卒業式は何を歌いましたか?」っていう文を目にしまして。私は仰げば尊しです、と心の中で即答しました。


私が中学生だった頃には既に「仰げば尊しは感謝を強制云々…」という議論があったので歌わない学校が増えていました。しょーもない。その中でも母校は堂々と仰げばを貫いていたのは、悪くない頑固さだなあと思います。

しかしね個人的には、全国各地で繰り返されたであろう、【あるあるな勘違い】が見られなくなっていくのが寂しいと思うのです。強制云々は置いておいて。


ちなみに母校は平和な中学だったので、生徒達は結構「あの歌いいよね」「やっぱり卒業式は仰げば尊し」だよねってな風潮になっていました。
そして高校受験を終え、迎えた卒業式練習 。

仰げば尊し 我が師の恩
~(中略)~
思えば【いととし】この年月

誰もが「思えば愛おし」だと勘違いした、現代語訳は「思い返せば愛しい年月だったなあ」と思い込み、自分の中学生活を愛しく思い出したとき、
先生から
「はい、ここは『愛しい』じゃありませんよー!」
と大きな声で言われた瞬間は忘れられません。
愛しい日々じゃなきゃ何なんだ、とさえ本気で思いました。割と本気でした。


正解は「いと疾し」で「とてもはやい」、つまり「思い返せばあっという間だったなあ」という意味になります。

まあ確かによくあっという間って言うけど…
「愛しい」の方が感動的じゃね…?
と、当時は真実なのに納得がいきませんでした。今思えば直前の「はや幾年」からきれいに繋がるんですけどね。



練習のあと確認したら、周囲は全員間違えてました。
今年も全国で卒業生が勘違いして微妙に落胆していますように。