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どんぶらこ。

川を流れる文旦の日常。ウクレレ始めました。

メンヘラ神のこと1

つれづれ

「メンヘラ神」をご存知だろうか。
慶応大学に通う女子大生で、2013年11月に飛び下り自殺をした。その直前までTwitterをしていた。翌年2月に彼氏の「メンかれ」が自殺幇助の嫌疑で逮捕されたことで一躍有名になったのだ。

境界性人格障害と診断されていたようで日常的に自分のメンヘラをネタにしており、本人はそれを「メンヘラ芸」と呼んでいた。彼女は一部界隈で有名で、影響を受けたメンヘラは少なくない。何を隠そう私もその1人だ。
生前からTwitterを読んでいた。フォローするにはあまりにも強烈すぎたので、気が向くとホームへ行っては読んでいた。

当時は自分もメンヘラで、勝手に親近感を感じていた。


彼女の死を語るサイトは多い。その内のいくつもが「メンヘラ神はメンヘラ芸によって逸脱行動をエスカレートさせて自殺に至った」というものだ。そしてそう語るのは、メンかれ逮捕がテレビで報じられた後に彼女の存在を知った者達だった。
ふざけるな、と思う。

彼女のメンヘラ芸は、本人にもネット越しに眺めていたメンヘラにとって簡単に言い表せるものではなかったんだ。受け手によって様々な形をとったろう。それはメンヘラの肯定であり自己嫌悪であり、メンヘラの苦しみから逃れるための足掻きであり、ときには笑いでさえあったと私は思う。彼女のメンヘラ芸はメンヘラという苦しみから生まれたが、私にとってはエールにもなっていた。

それを、メンヘラ芸のせいで死んだなどと言うな。
苦しみに苦しんだ上での自殺を、自業自得などと語るな。



メンヘラ神が小説の登場人物だったら、彼女の人生を好きに解釈して語ればいい。
だが彼女は生身の人間で、彼女の人生を生きた。フィクションじゃない。

私はただ、彼女の眠りが安らかであることを祈るだけだ。それしかできない。



メンヘラ神のブログ:続!愛をください!
http://kasuusagi.hatenablog.com


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