どんぶらこ。

川を流れる文旦の日常。

さよならと言った君の

みなさんご存知の名曲「もう恋なんてしない」。
失恋ソングの定番ですが、最近この曲の歌詞に違和感を感じたのでちょっと言わせてください。

私が物申したいのはこのフレーズ。
「さよならと言った君の気持ちはわからないけど」

最初は何も考えず聴いていました。そりゃそうだよね、振った相手の気持ちなんて分かんないよねと。
でもよくよく考えてみると振った側の理由が分かる気がするんです。主人公が悪い気がするんです。

まあ、まず歌詞から見ていきましょう。
一番の歌詞は以下の通り

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もう恋なんてしない
(作詞作曲:槇原敬之

君がいないと何にも できないわけじゃないと
ヤカンを火にかけたけど 紅茶のありかがわからない
ほら 朝食も作れたもんね だけどあまりおいしくない
君が作ったのなら文句も 思いきり言えたのに

一緒にいるときは きゅうくつに思えるけど
やっと自由を手に入れた
おくはもっと淋しくなった

さよならと言った君の
気持ちはわからないけど
いつもよりながめがいい
左に少し とまどってるよ
もし君に1つだけ 強がりを言えるのなら
もう恋なんてしないなんて 言わないよ 絶対

********************

紅茶や朝食の話からして、どうやら主人公は同棲していたみたいですね。その同棲相手の(元)恋人に振られた。じゃあその同棲生活はどんなものだったのか?

「紅茶のありかがわからない」
  →紅茶をいれてもらっている
「朝食も … あまりおいしくない」
  →主人公は普段食事を作らない
つまり、元恋人に食事関係が任せっきりだったと考えられます。

では食事以外はどうだったか?
「君がいないと何にも できないわけじゃないと」
この冒頭で「何にも」という言葉が出てくることから、推測ですが、家事全般任せっきりだったのではないか、と私は考えました。


でももし家事を任せていても、悪いとは限りません。家事労働の分担は家庭によって、それぞれの労働状況等によって変わるものです。専業主婦もいれば共働き夫婦もいるし、家事代行サービスだってある。
ただ、共同生活で家事を任せたり任されたりがある以上、そこにはお互いへの感謝があるべきです。「ありがとう」の気持ちと言葉ですね。
紅茶をいれてくれてありがとう、朝食を作ってくれてありがとう、それがあったのか。

「君が作ったのなら文句も 思いきり言えたのに」
こら!!!

この主人公は家事を任せっきりにしているどころか、食事に文句さえ付けていたようですね、しかも思いっきり。
そりゃあたまには料理に失敗はあるでしょうが、思いきり文句をつけるのはどうなのよ。


以上のことを踏まえてもう一度
「さよならと言った君の 気持ちはわからないけど」
分かれよ!!!
元恋人はおまえのその態度に日々少しずつ傷ついたんだよきっと!
他にも原因はあるかもだけど、一因はそこにあるよ絶対!



この主人公はもう一度恋をする前に、食事作りや紅茶を見つけることから始めて欲しいですね。

個人的には「いつもよりながめがいい左」の言い回しが好きです。

お花見

こんばんは文旦です。

4月ですね、春ですね、暖かくなってきましたね、ということで行ってきましたお花見!
ちょうど満開でした!やったね!

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コンビニでからあげ棒を買って、買い食いしながらてくてく。ちょっとした名所なのでゆっくり座る場所はなく、歩きながらのお花見です。
やっぱり食べ物がないとお花見は盛り上がりませんね。そしてセブンのからあげ棒大好き。


川沿いに桜の木がズラーーーーっと。
いつからあるのか分かりませんが、1本1本が立派な木でした。樹齢どれくらいなんだろう……

そして見事に満開!
木が大きいので視界いっぱいに桜の花。春の醍醐味はこれですね。


いいお花見でした。

秒速5センチメートル、良かったです

こんばんは文旦です。
先日新海誠ワールドを初体験しました。

君の名は。じゃなくて「秒速5センチメートル」を観ました。
君の名は。はまだ観てないけど、時流に乗れてないけどいいんです。

端的に言って、良かったです。
いやあやばかった。すごかった。
観ている側も集中力が削られる、すごい密度の映像作品でした。

公式HP
http://www.cwfilms.jp/5cm/index.html
秒速5センチメートル


今回はネタバレ含みませんので、観てない方も読んでいってくださいな。



「秒速」はもともと有名な作品だったので、友人から散々レビューをもらっていました。

・非リアにはきついぞ
・精神削られるぞ
秒速5センチメートルっていうのは桜の花びらが落ちる速さのことだぞ

個人的には3つ目だけ合ってましたね。

まあそんな評判を聞いていたので腹は括って見てたんですが、実際に観てみると精神っていうか集中力をゴリゴリもっていかれました。予想していたのと違う方向からゴリッゴリきてちょっときつかったです。おい友達もう少し詳しく教えてくれ。

でも全体として「非リアだと~」とか関係なくとっっても素敵で、読後感というか観た後もいい気分でいられる作品でした。
そしてやっぱり噂に聞くように新海誠は映像が綺麗。細部のリアリティがすごい。


サブタイトルは「a chain of short stories about their distance」。
公式サイトにもあるように、3本からなる連作アニメーション作品でした。大筋としては、小学校卒業と同時に離れ離れになった貴樹と明里をめぐる物語です。
「short」って付いてるだけあって、全部で1時間ちょっと。てっきり大抵の映画みたいな長さだと思っていたのでちょっと意外でした。
3本目が「秒速5センチメートル」なんですが、公式サイトでは「彼らの魂の彷徨」とまで銘打たれてました。すげえ。

個人的には3本が3本適度に独立していて緩やかに繋がっているように感じられ、観ていて心地よかったです。

集中力がもっていかれるので、第1話・第2話の終わりにトイレ休憩を挟むことをおすすめします。
繰り返しますが本当にもっていかれます。


そして個人的に沁みたのが主題歌「One more time, One more chance」、山崎まさよし氏の有名なナンバーですね。
作中でアレンジされていろいろ登場しましたが、どの場面もなんかツボで。胸が締め付けられる感覚っていうのをリアルに感じました。



本当におすすめです。
そして、集中力と体力に余裕があるときに全力で鑑賞してください。